「B Pressure」結成！元野猿ファンの歓喜よ！

とんねるずのタカさんこと石橋さんと、元野猿フロントメンバーのテルリンこと平山晃哉さん、カンちゃんこと神波憲人さんの三人が「BPressure」というユニットを結成する、というニュースが昨日オープンになりました。

このニュースに、なななななんだってえええええ！！！！となったあなたはほぼ私と同世代、もしくは前後10歳以内なのではないかと思います。見事に年齢バレしてしまうニュースですね！

野猿を「のざる」と読むか「やえん」と読めるか、でもだいぶ世代が分かれそうですが、私は勿論「やえん」と読める元ファンです。
いつか野猿のメンバーには再結成してほしいなあ、と願いつつ、撤収（解散）から18年も経過すると、メンバーにもそれぞれ事情があるでしょうし難しいことは内心わかってたのが正直なところ。

それでも、タカさんは芸人としての露出があるのでさておき、テルカンコンビがもう一度表舞台に立ってくれる、というのは素直に嬉しいものですね。
私が当時カンちゃん推しだった、ということもありますが！（笑）

野猿って？ 

そもそも野猿とは何か。
ウィキで検索していただければ詳細すぐ出てくるとは思いますが、簡潔に言うと、とんねるずのお二人と、「とんねるずのみなさんのおかげでした」という番組スタッフで結成された音楽ユニットです。
つまり、とんねるず＋裏方のおじさん（素人）というとんねるず主導の番組内企画的ループだったわけですが、音楽だけでなくバラエティとセットで売り出すという非常に上手い広報戦略は流石とんねるずというところ。
でも、当時はこういうおじさん（30～40代だが）が踊ったり歌ったりていうグループはあんまりなくて、いつの時代も一定層はいる「おじさん好き」のハートをしっかり捕まえていたわけで、現在のおじさんグループ乱立の原点かもしれない、くらいの存在感はあったように思います。
オリコンチャートにも毎回名前が出てくるようになるなど、活動当時はかなりの知名度がありました。
ただ、メンバーがとんねるず以外は裏方の本業と掛け持ちしていたため、本業の異動なども含め、人気のまま大人の事情で結構あっさりと、撤収（解散）してしまったのが印象的です。
野猿の撤収ライブは武道館開催。
今考えればほぼ素人が武道館てすごいレジェンドだなーとも思えますね！

テルカンコンビの撤収後 

今回の「B Pressure」でもメンバーインしたテルカンの二人は、もともと本業はアクリル装飾と衣装さんです。
当初こそとんねるず中心の編成でしたが、素人なのにやたら歌が上手すぎるテルリンと、ちみっこくて小動物系ビジュアルのカンちゃんのアイドル性＆リアクションの良さ（催眠術にかかりすぎる等）で、人気面では結構あっさりとんねるずを喰ってしまい、グループの中心的存在に。
カンちゃんは可愛い可愛いともてはやされてはいましたが当時アラサーだったので、いかに皆がおじさんだったか、という話です。
野猿本体が撤収した後も、テルカンコンビだけで「Will call」というユニットを組み、爽やかな曲調の「路傍」というシングルを出しています。
これを最後に、野猿もテルカンもメディアへの露出はほぼなくなりましたが（「した！」のエンドロールでメンバーの名前が出たり若干見切れたりするくらい）、カンちゃんは本業で独自ブランド「Edge」を立ち上げたり、ロックバンド「頭羅嘩瑠頭（ずらかるず）」で活動したりと、比較的その後も活躍を追いやすかったメンバーです。
特に、スタイリストとしては演劇舞台の裏方としてもたびたびお名前見かけていました。役者だけでなく、演出もされるシスカンパニーのマギーさん関連が多かったでしょうか（他の趣味もばれる）
マギーさんからTEAM NACSの戸次重幸さんにも流れて彼の舞台のスタイリストとしてもご活躍。
そんなかんじできっと本業だけでも結構忙しいのではないかと思いますが、今回のユニットで本格的に音楽活動に戻ってこられるということで、当時からのファンとしては、今からまたやりたいことやろうとしてくれてる姿に、すごく期待もしてしまいます！

「B Pressure」の活動について 

オフィシャルサイト（https://fannect.jp/bpressure/）では、1stシングル「Freeze」が3曲収録で11/1に発売が決まっているようです。
音楽プロデューサーも野猿から引き続き後藤次利さんですので、耳触りのいいポップスライン（個人的感想、褒めてる）の曲なのかなあ、と想像。売れ線て大事よね。個人的には全然売れ線じゃない個性の強いインディーズロックバンドをたくさん好んで聴いているので、ほんとそう思います。
売れるためには、売れ線大事すごく。
激しい個性ももちろん良いと思いますよ！！（笑）
そして、お披露目ライブは、こちらも10/28～30の3DAYSで大坂「ROCKTOWN」（http://rocktown.jp/index.html）が決まっているようです。
チケット抽選はこれから公式で発表されるようなので、座して待ちましょう。
ROCKTOWNは北海道在住の私はライブ遠征でも行ったことない箱ですが、写真で見る限り幅が狭くて奥行のあるフロアですねえ…キャパ300とのことですが、ここ300入れたら結構しんどそうだなあ…パンパンでしょ…多分製番あると思うけど最前争いも過酷そう…でも綺麗でおしゃれで素敵な箱ですね！そもそも私はライブハウスが大好き！（笑）
現在のところ、大阪3DAYSまでが公式発表されていますが、音楽活動も何でもそうですが、まずはひとつ成功しないと次動きずらい（笑）ものですので、大阪の成功を祈り、そして各地でのライブ活動が発表されるの待ちたいと思います。

何はともあれ、野猿撤収から18年、伝説のおじさんユニットとしての再活動、楽しみにしています！